槇原敬之が活動再開「考えた末、やはり私には音楽しかない」新アルバムも発表へ

 歌手の槇原敬之が6日、公式HPで活動を再開することを発表した。槙原は20年8月にに覚せい剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法違反(所持)の罪で執行猶予付の有罪判決を受けていた。

 槙原は「ファンの皆様、関係者の皆様」と題した文書を発表。「昨年私の犯した罪により、ファンの皆様、関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。「自分の甘さや自覚の無さ、一人の人間としての未熟さを痛感し、日々深く反省しております」とした。

 そして活動再開を決めた経緯について「活動を休止し、今後についてよく考えに考えた末、やはり私には音楽しかないという気持ちに気付き、楽曲制作をすることに決めました」など、復帰への心情をつづっている。

 「時期尚早とおしかりをうけるかもしれない」としながらも「精いっぱい真摯な気持ちで取り組んでいきます」と約束した。

 併せてHPでは活動復帰策となるニューアルバム「宜候」と、書籍「槇原敬之 歌の履歴書」を10月25日から配信&発売開始するとも発表した。

 槙原は20年2月13日に覚せい剤取締法違反などの罪で逮捕。同年3月4日に起訴された。同年7月に東京地裁で初公判が開かれ、8月に懲役2年、執行猶予3年の有罪判決が言い渡された。それを受け、閉廷後に公式HPで活動休止を発表していた。

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