波乃久里子&喜多村緑郎&大和悠河 作品ゆかりの石灯籠の前で意気込み 舞台「糸桜」29日開幕

 女優・波乃久里子が主演舞台「糸桜 ~黙阿弥家の人々 ふたたび~」(29、30日、東京・日本橋公会堂)の開幕に向け、共演の喜多村緑郎、大和悠河と、作品ゆかりの石燈籠の前で意気込みを語った。

 「糸桜」は歌舞伎の名作者・河竹黙阿弥の膨大な作品群を生涯かけて守り抜いた一人娘の糸を中心に、人と人との絆を描いた感動作。16年の初演以来5年ぶりに再演される。

 主要キャストの3人は、初演から続投。糸を演じる波乃は「私の大好きだった『糸桜』をもう一回再演できるということはものすごく嬉しいですし、成功したら、これは何回も何回もやらせていただいて、私たちのレパートリーにしたいですよね。こんなにいい作品に出会うことって珍しいんです。感謝ですよね」と思い入れの強さをのぞかせた。

 新劇の世界から歌舞伎の作者の家を継ぐことになる繁俊役の喜多村は「オリジナルから5年が経ち、より深く感動してもらえるような作品になりました」と自信。日本橋の大店のお嬢様から作者の家に嫁ぐみつを演じる大和も「再演されたら呼んでもらえないと思っていたので、またみなさんとご一緒させていただけることが、本当に嬉しい」と喜んだ。

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