木下富美子元都議 ボーナスも寄付 橋下徹氏は「安易な辞職」の危険性指摘

 7月の東京都議会選挙期間中に無免許運転による事故を起こし、当選後に発覚して騒動となり、11月22日に都議を辞職した木下富美子氏が、期末手当(ボーナス)を、全額寄付すると明らかにしたことが1日までに分かった。11月30日付で、自身のホームページで公表した。木下氏は辞職会見では、期末手当について受け取るかどうかを明言せず、批判が出ていた。

 木下氏は、ホームページに掲載したコメントで、12月10日支給予定だった、期末手当について「辞職後の報酬は返納の手続きを取って参ります。従いまして、期末手当(ボーナス)につきましても、全額、寄付する等のしかるべき対応を」するとしていた。また、11月の報酬も寄付するとした。

 この日、TBS・CBC系「ゴゴスマ~GoGo Smile」に生出演した元大阪市長で弁護士の橋下徹氏は、木下氏が7回繰り返した無免許運転について、在宅起訴されているが判決は出ていない点を強調。「禁固以上の刑じゃないと失職にはならない」と念を押した。

 「“捜査機関が動いただけで辞職”なんてことをやってしまうと、すぐ辞職に追い込むことが簡単にできちゃう」と例示。「今のルール、実刑判決の場合だけ失職するっていうのは極めてバランスのいい話」とし、安易に辞職に追い込むことができるようになると「民主国家として怖い」と危険性を指摘した。

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