斎藤瑠希 圧倒的な歌唱力に反響 ディズニーヒロインの経験「芸能活動を見据える大きな一歩」

 昨年11月に公開されたディズニー最新映画「ミラベルと魔法だらけの家」でヒロイン・ミラベルの日本語吹き替え声優を務めた、女優・斎藤瑠希(19)の圧倒的な歌唱力に注目が集まっている。

 劇中で披露した歌声はSNS上などで大きな話題に。アフレコという慣れない作業に苦戦したというが、エゴサーチで反響を目にし「お客さまの感動に私も貢献できている」と強く実感。作品を「これからの芸能活動を見据える大きな一歩」として捉える。

 「メリー・ポピンズ」などのディズニー作品に出会ったことがミュージカルへの道を志すきっかけ。14歳では憧れのミュージカル「レ・ミゼラブル」に登場する悲劇のヒロイン・エポニーヌ役のオーディションに初挑戦した。大役をいとめることはできなかったが、その後の活躍につながっている。

 「少しずつ目標に近づけている」と胸を張るが、一方で「女優としてやらせていただいていますけど、“形”を作るにはまだ早い」とどん欲だ。

 15日からはミュージカル「ヴェラキッカ」(23日まで、東京建物Brillia HALL)に名門貴族を支える養子のマギー・ヴェラキッカ役として出演する。大人びた雰囲気を醸し出す19歳は、ディズニーヒロインという揺らぐことのない経験を胸に、さらに大きく羽ばたいていく。

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