日テレ新社長「難儀な時代に直面している」 若手の意見取り入れ前進図る
日本テレビの定例社長会見が25日、同局で開かれ、6月29日付で社長に就任した石澤顕氏が“所信表明”した。同氏は80年に入社、報道局政治部長や編成局長などを務めてきた。
冒頭、石澤新社長は「難儀な時代に直面しているという認識をしっかりと持っているところ」とテレビを取り巻く環境への緊張感を口にし「こういった時こそ若い人達のアイデア、考え方も必要。風通しのいい明るい社風の中で課題解決に取り組んでいきたい」と幅広く意見を募りながら舵取りをしていく考えを示した。
就任に際し、社員に対して「走りながら考える、必要な武器は拾って走る、転んでもまた走る」と呼びかけたという石澤新社長。「挑戦をして、挑戦したことを継続をして、飛躍をさせることにつながる言葉だと思っている」と立ち止まることなく前進させていくことを強調した。