日本テレビは２２日、同局アナウンサーによるアパレル事業「Ａｕｄｉｒｅ（アウディーレ）」を立ち上げたことを発表し、都内でローンチ記者発表会を開いた。

　会見には提案者の郡司恭子アナウンサーが出席。企画からこの日まで約１年をかけて準備をしてきたといい「できるのかという声もたくさんあったが。仲間や他部署の方も含めて、色んなご意見やご指導をいただいてどうにかできないかと奔走してきた」と述懐。「お金の管理や事業計画の作成、社内調整をするのが大変でした」と明かし「社会人として新しい筋肉を身につけた気がします」と充実感を示した。

　「Ａｕｄｉｒｅ」は同局が１００％出資する。会見の冒頭であいさつに立った森實陽三コンテンツ戦略局長は「意義のあるチャレンジ。活躍を見守ってもらえたら」と話した。同局のアナウンサーが着用するなどしての地上波でのブランドの露出は考えていないという。

　３０日から１０月２日まで、都内で一般向けの試着展示、受注会を行う。