安定のテレ東 国葬特番は始まる前の5分 犬の映画放送に「さすが」「ブレなさ加減すごい」

 安倍晋三元首相の国葬が27日、午後2時から東京・日本武道館で執り行われた。1967年の吉田茂元首相以来、55年ぶりの国葬を、テレビ各局も特番を組んで伝えた。

 しかし首都圏では、テレビ東京は、「報道特番」を式典が始まる前の1時40分から45分までわずか5分したのみ。安倍氏の遺骨が都内の自宅を出発し、武道館へ運ばれる道中の様子などを報じた。

 式典の間は、通常の「午後のロードショー」として、米映画「ベートーベン」を放送。セントバーナードの子犬がやってきた家族の心温まる物語で、キュートな犬の映像が画面を踊った。

 テレ東だけがマイペースな放送をするのは「恒例行事」。ネットでも「ありがとうベートーベン!ありがとうテレ東」「さすがテレ東だな」「安定のテレ東」「テレ東のブレなさ加減はすごい こういうときのテレ東ですね ベートーベンってところもいいですね」「国葬で大騒ぎするより、テレ東のベートーベンみんなで観た方が世界はいくらか平和になると思うわ」という声が上がった。

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