ＮＨＫ「おかあさんといっしょ」の元うたのおにいさんで歌手の杉田あきひろが２５日、自身のインスタグラムを更新し、スキンヘッド姿を披露した。

　杉田は１０月２２日に兵庫・西宮芸文小ホールで開催された「音楽のチ•カ•ラ　感動コンサート～愛と平和と音楽と～」に出演したばかり。「治療も復帰コンサートも無事に終わり、ガッツリいっちゃいました！！！中学時代以来の坊主頭ｗｗｗ」と思い切ったことを告白。「かなりハズいですが、てかうちの死んだ杉田長臓（チョウゾウ）おじいちゃんそっくりなのですが季節的に寒いので、基本帽子を被っていたいと思ってます　そのうち必ず生えてくるので期間限定です」と明かした。

　杉田は今年８月、ツイッターで「僕、癌を患っている事が判明しました。喉頭癌。ステージ３です」と公表。治療に専念するため活動を休止していた。化学療法や放射線治療を行い、１０月１４日に退院を報告。その後ステージ復帰していた。

　スキンヘッドを披露したＳＮＳでは明るくコメントしていたが、２６日には「坊主頭で心機一転した筈の僕でしたが、実は地獄レベル７～８くらいのホント最悪の週明けでした」と体調が万全でないことも報告。「痛みを一時的に麻痺させる神薬、キシロカイン入りうがい薬が…切れてしまったんです…これが無いと何も食べれない　神戸の先生に頼んでも処方は無理で、月曜夜に激痛のまま急遽東京へリターン」と薬がなく、食事がのどを通らない状態であることも伝えた。

　杉田は２００３年にうたのおにいさんを卒業後、１０年からシャンソン歌手として活動するも、１６年に覚せい剤取締法違反（所持）で逮捕。懲役１年６カ月、執行猶予３年の有罪判決を受けた。２１年３月には、プロ野球・巨人などで活躍した清原和博氏、俳優の高知東生ら薬物事件で逮捕歴のある著名人らともに、厚生労働省主催の「依存症の理解を深めるための普及啓発イベント」に出席していた。