三田佳子 走馬灯で思い出したいのは親子愛「生まれたとき、お母さんの腕の中」
女優・三田佳子(81)が29日、都内で、映画「天間荘の三姉妹」公開記念あいさつに、のん(29)、門脇麦(30)、寺島しのぶ(49)らと登場した。
次男で元歌手の高橋祐也容疑者(42)が、覚醒剤取締法違反(所持)の疑いで逮捕されていたことが今月21日に報じられて以降、初の公の場。覚醒剤での5回目での逮捕となった今回は、コメントを発表していなかったが、この日も事件に言及することはなかった。関係者によると、高橋容疑者の逮捕による三田の仕事への影響は出ていないといい、予定通りの登壇となった。
映画出演111本目になったという今作では、あの世とこの世の間にある天間荘の宿泊客・財前玲子を演じて、「まああの…いろいろありますけど、この映画が命を真正面からとらえてますが、とっても明るいのが印象的でした」と一瞬言葉を詰まらせて感想。死に際の走馬灯で思い出したい瞬間を問われると、「81にもなりましたからいつ死んじゃうか分からないし、一期一会を大切に思ってます。生まれたときにお母さんの腕の中で、『カワイイね』と言われたときのあの感じを見てみたい」と親子愛をにじませていた。