現帝劇ラスト「レミゼ」オールキャスト・オーディション開催 森公美子「若い力出てきたら」

 2021年公演のワンシーン
 2021年公演でマダム役を熱演する森公美子
 1987年の日本初演時の「レ・ミゼラブル」
3枚

 ミュージカル「レ・ミゼラブル」2024~25年の全国公演が東京・帝国劇場などで行われ、オールキャスト・オーディションを開催することが22日、分かった。25年に建て替えのため一時休館する現帝劇で「レミゼ」が上演されるのは最後になる。その“フィナーレ”を飾る公演での出演者を決定する。

 「レミゼ」は1987年の日本初演時からオールキャスト・オーディションを実施してきた。有名無名を問わず、役にふさわしい演技ができるかどうかをオリジナル・プロダクションのサー・キャメロン・マッキントッシュ氏が審査。厳正なオーディションを突破した者のみが舞台に立つことを許される。

 ひとたび出演したキャストも毎回厳しい審査を経なければ出演はかなわない。97年からマダム・テナルディエ役を演じてきた女優・森公美子(63)も、最初に挑んだ96年から毎公演、オーディションを受け続けている。

 森は「夢をかなえたい方、何かチャンスをつかみたい方、年齢は問いません。その熱い想いをオーディションにぶつけてみようではありませんか」と呼びかけ、「結構長い間マダム・テナルディエをやらせてもらいました。でも、すごい若い力も出てきたらいいなと思っております。この役、どうぞ!差し上げます!オーディションで待ってます!」と“挑戦者”を募った。

 オーディションHPは23日午前10時に、東宝演劇HPに掲載される。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス