秋元康氏プロデュースの「劇団4ドル50セント」が約4年ぶり本公演 クラファン300万円超の支援で実現
音楽プロデューサーの秋元康氏(64)がエイベックスとのタッグで手がける「劇団4ドル50セント」が8日、東京・恵比寿のシアター・アルファ東京で、2018年12月以来、約4年ぶり3回目となる本公演「ほどよく洒落たチョコレート」(12日まで)の初日開演前に公開稽古と取材会を行った。
17年8月の旗揚げから1期生の中心メンバーとして活躍してきた安倍乙(23)は「すごく久しぶりの本公演で、すごい緊張しています」と真剣な面持ち。結成5周年の昨年8月から実施したクラウドファンディングで300万円超の支援を集めて実現した公演だけに「皆さんがご支援してくださったおかげでこうやって舞台に立つことができているので、しっかり演技でお返ししていきたい」と熱演を誓った。
新型コロナウイルス感染拡大等の影響で本公演を行えなかった4年間は、安倍や前田悠雅(24)らを中心に、他劇団への客演やグラビアなどのタレント活動を重ね、各人で武器を磨いてきた。前田は4年間を振り返り「いろんな事があって、その都度思うこともあったんですけど、良かったこともたくさんあった」と述懐。「外部の舞台とか、映像関係とか、それぞれが新しい人と出会って経験を積んできたことで、4年前にはお互い客観的な意見を言い合えなかったのが、今回は全員で舞台を作れている感じ。外での経験がなかったらできなかったし、前向きな4年間だったと思っています」と晴れやかな笑顔で話した。