吉永小百合おばあちゃん役「早まったかな」 主演映画「こんにちは、母さん」完成報告会見

 女優・吉永小百合(78)が15日、都内で行われた主演映画「こんにちは、母さん」(9月1日公開)の完成報告会見に共演の大泉洋(49)、永野芽郁(23)、寺尾聰(75)、山田洋次監督(91)らと出席した。

 「母べえ」(08年)、「母と暮らせば」(15年)に次ぐ、山田監督との“母”3部作の集大成。吉永は会見に「なんとしてもそうしたい」とショートカット姿で登場した。

 山田監督からおばあさん役を打診され、「もちろんですよ」と快諾したという吉永だが、その後に「早まったかなと思ったりして…」と揺れた胸中を述懐。映画では永野が孫役で、吉永は「一緒にやってとても幸せなひとときでした。おばあちゃんになって良かった」と感謝した。

 本作では「恋もします」といい、「今までは、男の方から思われる役。今回は自分の方から恋心を持って接する役。難しいけど楽しかった」と充実の笑み。永野も「キュンキュンしました。すてきだなと。恋っていいなと思いました」と顔をほころばせた。

 息子役の大泉とは初共演で、自身が監督の要求にうまく応えられず「だめだなあ…」と思ったこともあったというが「大泉さんに励ましていただいて、ラストシーンを撮り終えることができた」と感謝。「年を重ねると衰えて、セリフの覚えも悪くなるし…。残念なこともたくさんあるんですけど、やらせていただいて本当によかったと思います」と感慨をにじませていた。

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