山川豊が肺がんを公表「皆様の前に必ず帰ってきます」昨年検査で発見、当面治療に専念

 歌手の山川豊が10日、公式HPで肺がんであることを公表した。山川はHPで「皆様の前に必ず帰ってきますので、しばらくの間待っていてください」と呼びかけた。

 公式HPによると、山川は昨年11月に内視鏡定期検査を受けた際に血液検査も受け、がんの疑いがあると指摘され、12月に詳しく検査をしたところ、肺がんと診断されたという。

 医師や関係者と相談し「当面の間、検査及び治療に専念させて頂くこととさせていただきました」としばらく仕事を休み、治療に専念することにしたという。

 山川自身も「人生、いろんな坂を登ってきました。病名を伺ったときはさすがに驚き動揺しました。また一つ坂道が目の前に現れましたが、今までやってきたように自分のペースでしっかり登り切って、また皆様の前でマイクを握りたいと思います。握った拳は緩めません」と力強いメッセージを投稿。「皆様の前に必ず帰ってきますので、しばらくの間待っていてください」と呼びかけた。

 山川は81年に「函館本線」でデビュー。86年には「ときめきワルツ」で紅白歌合戦に初出場。21年にデビュー40周年を迎えていた。兄は歌手の鳥羽一郎。

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