少年忍者 サプライズ!TOKYO DOME CITY HALL公演発表 初単独アリーナ公演完走

 STARTO ENTERTAINMENT社のジュニア内ユニット・少年忍者が8日、横浜アリーナで「少年忍者 Arena Concert 2024 The Shining Star」の最終日を開催した。2日間にわたる念願の初単独アリーナ公演で、アンコールを含む全26曲を披露。今夏にTOKYO DOME CITY HALLで「PASSION!!~忍 in the Summer 2024~」(8月16~9月1日=全27公演)を行うことも発表された。

 横アリを大歓声が包んだ。ペンライトで照らされたステージにメンバー20人が横一列となって登場。元木湧(22)が「声を聞かせてくれ!」と叫ぶと、ファンから「忍者!忍者!忍者!」とコールが響き幕を開けた。

 「太陽の笑顔」や「Dreamers」などオリジナル4曲に加えて、KinKi Kidsの「愛されるより愛したい」や嵐の「Happiness」など大先輩たちの代表曲も披露した。2日間3公演で計4万5000人の観衆を前に初の単独アリーナを完走。リーダーの川﨑皇輝(21)は「念願だった横浜アリーナ単独ライブが幕を開けて今日が最終日。早いです」と惜しみつつ「うれしいです」と喜んだ。

 ライブの演出は、グループ内でもトップのダンススキルを持つ織山尚大(20)と皇輝の弟・川﨑星輝(19)が中心となって担当。大迫力の円陣やバスに乗っているようなパフォーマンス、メンバー全員でステージ裏に飛び降りるなど大人数ユニットでしか作ることができないフォーメーションやダンスで構成され、少年忍者のメンバーの絆をテーマにしたアクロバットの演出でも盛り上げた。

 ライブ内ではサプライズもあった。川﨑皇が「一つ発表します」と宣言すると、ステージのスクリーンでTOKYO DOME CITY HALLでの公演決定(8月16日~9月1日)が知らされた。「今年も皆さまとすてきな夏休みを過ごすことができます。27公演もやらせていただける。ぜひ来ていただけたら」と呼びかけた。

 単独初アリーナを終え、夏の公演も順調に決まった。川﨑皇は「(ファンと)絆で結ばれていると思っています」と感謝。最後に会場一体となって「俺たちが少年忍者!!」と叫び、「まだまだ先に進むので、ずっとついてきてください」と未来を見据えた。

 ◆少年忍者(しょうねんにんじゃ)「STARTO ENTERTAINMENT」内のジュニアグループ。2018年「ちびっこ忍者」として14人で結成。同年の「テレビ朝日・六本木ヒルズ 夏祭り SUMMER STATION」での初ステージの際に「少年忍者」に変更された。ダンスやアクロバット、歌唱力などが特長。メンバーは21人。内村颯太(21)は1月から活動休止中。

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