石丸伸二氏 会見が修羅場に 質問に立った記者が自説3分半で論争持ちかけ→「ルール守りましょう」と注意も

 7月7日投開票の東京都知事選に立候補している前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏が、会見で質問に立った記者に「ルールは守りましょう」と注意したことが話題となっている。

 17日に都庁で行った会見の際に、質疑応答で、最初に当てられたフリーランスの記者が、「石丸市長にいくつかお聞きしたいんですけど」と質問を開始した。安芸高田市長時代に「世界で一番住みたいと思える街にするということを掲げながら、在任中に人口が減り続けたこと」を挙げながら、東京でも同様の標語で出馬していることなどを指摘。一方で、東京の人口過密を問題視していることに矛盾はないのかなどを問うた。

 質問は複数に及んだが、データなどを並べるため、石丸氏が回答に至るまでに、3分20秒かかる展開となった。

 石丸氏は「精神的な豊かさ、それを市民に実感してもらう標語だった」と約1分かけて説明。すると質問者は「ただそれが、主観の心の中だけで…」と発言しだした。石丸氏は驚いたように、少しのけぞるようなポーズ。司会者が「あの、論争には持ち込まないでください。他の方もいっぱいいらっしゃいますので。ちょっと失礼だと。あえて一番に、そういう厳しい意見だと思ったから当てたんですよ。だけどそれはちょっと失礼だと思いますので。反論はあとでしてください」とたしなめた。

 石丸氏は、「いったん、喋りきっていいですか?」と質問への回答を継続。3分30秒近くにわたって、自説を述べた。それを聞いた質問者は「1点だけ」と再度質問。石丸氏への回答に対して、質疑応答を繰り返した。

 その後は他の記者の質疑が行われたが、突如、最初の質問に立った記者が発言を開始。司会者が「当ててませんけど。当ててないのに発言しないでください」と制しても「石丸さん、お答えください」と聞かず、回答を求めた。石丸氏は「私からのお願いなんですが、ルールを守りましょう、まず。これはいかなる立場においても必要な作法だと思います。でなければ、建設的な議論ができなくなります。よろしいでしょうか」と確認。質問には応じた。

 すると質問者は「1点だけ。ルールってことを仰ったので、一点だけ言わせて下さい」と会見は本来、幹事社が仕切るものなのにマイクを石丸氏側に渡して進行していることがおかしいと、会見の運営に批判を開始。司会者から「そんなルールは知らない。邪魔しないでください。文句はあとで言って下さい」と憤慨。質問者と言い合いになるなど修羅場と化していた。

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