斎藤元彦兵庫県知事に不信任案可決「議員のみなさんには感謝」全会一致 積み上がる不信任票に顔色変えず

 兵庫県の斎藤元彦知事がパワハラなどを内部通報された問題で、兵庫県議会は19日、知事への不信任決議案を提出、全会一致で可決した。今後、斎藤知事は10日以内に議会を解散、もしくは失職する。

 午後5時30分ごろから、投票が行われた。信任が青札、不信任が白札を投票。演説台に置かれたクリアケースの投票箱には、青札が1枚も投じられず、白札が86枚積み上がった。その間、斎藤知事は顔色を変えることなく、無表情で1点を見つめた。

 閉会後には報道陣に対応。「県民には結果的に心配や不信を抱かせてしまっている。心から申し訳ない。不信任案が可決した事実は重く受け止めなければならない。今の状況を招いているのは、私に責任がある」と語った。

 その上で「86人の議員のみなさんには感謝の気持ち」とも語った。

 読売テレビ「かんさい情報ネットten.」に出演した松井一郎前大阪府知事は、「86票全会一致の不信任を目の前で見て、心中はショックだと思う。そりゃ知事なんだから。今まで議会のみなさんとも議論をしても、政策を進めてきたわけだから」と話した。

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