当確の斎藤前知事「SNSの広がり感じた」顔紅潮、涙にじむ「正直失職して、ここまで予想できなかった」

 11月17日に投開票された兵庫県知事選で、前知事の斎藤元彦氏(47)が、同県尼崎市の前市長の稲村和美氏(52)らを破り、当選確実となった。

 斉藤氏は午後9時40分すぎ、神戸市中央区の選挙事務所前に姿を見せ、身動きもとれないほど集まった支援者からは「おめでとう!」という祝福の声、「斎藤!斎藤!」コールもわき起こった。

 顔を紅潮させ、涙をにじませながら「多くの皆様にご支援いただいたこと、本当に心から御礼申し上げたい」と喜びを口に。「もともとSNSはコメントが厳しかったりあまり好きじゃなかったが、今回、SNSを通じていろんな広がり、自分を見てくれる方がいる、応援してくれる方がSNSを通じて広がるんだと感じた」とSNSの影響を実感したことを明かした。

 さらに「県民の皆さんの力、信じさせていただいた。本当によかったです。県民の皆さんは必ず見ていただいている、本当、応援していただいていると感じた選挙戦でした」と感謝した。

 また、記者との質疑応答では、「本当に感無量。正直、失職してからここまでくるとは予想できなかった」と話した。

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