池上彰氏 石破首相が中国・習近平主席の右手を 「これは残念」と指摘 「鳥取の選挙」とは違うと

池上彰氏
首脳会談を前に握手する石破首相(左)と中国の習近平国家主席=15日
2枚

 池上彰氏が18日、テレビ朝日「ワイド!スクランブル」に出演。番組では、石破茂首相が日本時間16日に、訪問先の南米ペルーの首都リマで、中国の習近平国家主席と初めて会談したことを伝えた。

 池上氏は、会談時間が予定を上回る35分だったと伝えられていることに「トランプ大統領が誕生するということに対して、中国としては日本と接近しようと、日米にくさびを打とうという意図があるのかなと思う」と分析した。

 そのうえで「ちょっと残念なのは、石破さんが両手で握手してることですよね」と指摘した。

 会談写真では習近平主席が差し出した右手を、石破首相が両手で握っている。

 「外交慣例では右手でそれぞれ握手をするのに、両手で握手している。たぶん鳥取の選挙の時に、有権者に両手でやってた、それがそのまま出たんだろうと思うんですけど、やっぱり外交関係では向こうが右手ならこっちも右手だけとしなきゃいけない。これは残念でした」と述べた。

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