自公民の3党合意 玉木代表は「非常に満足していると思う」と毎日新聞論説委員 「手取りを増やす」との文言に自民は「最初ごねたらしい」
21日のTBS系「ひるおび!」では、自民、公明、国民民主の3党による経済対策が合意したことについて特集した。
20日の政調会長会談では、年収の壁103万円の引き上げや、ガソリン減税、「手取りを増やす」の文言が合意文書に明記され、補正予算案の早期成立を目指すことで合意した。番組では、3党合意までの経緯や舞台裏についても取り上げた。
3党の政調会長が満面の笑みで握手するVTRが流れ、MCの恵俊彰が「合意したんだから笑顔なのは当たり前なんだけど。かなりうれしかったんですかねえ?」と水を向けると、毎日新聞論説委員の佐藤千夜子氏は笑いながら「ちょっと笑いすぎですよね。これからが大変なのにね」とたしなめた。
合意文書の内容にも触れ、「細かいこと言うと、玉木さんがこだわっていたのは、103万の引き上げというのをきっちり入れるということと、『手取りを増やす』という言葉を経済対策の中にちゃんと書いてくれと言って。結構、自民党はここは抵抗したらしいんですね。玉木さん自身が動画の説明なさってますけど」と説明。「『手取りを増やす』って入れちゃと、“政府の政策というより国民民主の政策みたいになっちゃうから嫌だ”って、どうも最初は自民党もごねたらしいけど」と舞台裏を解説。「結局そこも入れて。ガソリン減税も入れて、この3点セットを国民側が取れた。非常に満足していると思いますね」と説明していた。