強制終了 斎藤知事問題の百条委が混乱「秘密会」映像が突然ブツッ切れる 副知事証言が消され無音→委員長遮る→虹色画面に 委員長「尋問不可能」と
兵庫県議会が、斎藤元彦知事の疑惑告発文書問題を審議する文書問題調査特別委員会(百条委員会)が県知事選への影響に配慮し「秘密会」形式で非公開で行った10月24日と同25日の映像をネット公開した。
先立って一部で録音音声が流出して問題となっていた。
10月25日の審議では、証人として片山安孝前副知事が出席。疑惑告発があった当時に関する証言で「いま公用パソコンの話を2つしましたけど、3つ目には倫理上問題のあるファイルがありました」と述べた後は、片山氏の発言音声が消え、委員長の奥谷謙一県議が「あの、証言していただかなくて結構でございます」と制した。
片山氏が「これは」「私のほうで証言させていただきます」と続行しようとしたが、奥谷委員長が「プライバシー情報ということですよね」「証言していただかなくて結構」と遮り、後方に「切ってください」と言った場面で、映像が突然切れた。
その後、虹色の縦幕画面になった後に、百条委の画面に戻り、奥谷氏が「先ほど、片山氏から不規則な発言がありました。私のほうから制止を求めたんですが、聞かずに証言を続行しようとしました。これ以上、尋問を行うことが不可能であると私のほうで判断したんですが、ご異議ございませんでしょうか」と述べた。