斎藤知事 TV出演 メディアの疑惑報道「全てがおねだりとか、違うな」 告発文書問題は「告発したから処分したのではない」と
兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事が23日、日本テレビ系「ウェークアップ」に出演。制作局の読売テレビ中谷しのぶアナウンサーのインタビュー(収録21日)に答えた様子が放送された。
斎藤知事は県議会で不信任決議案が全会一致で可決された直後の9月21日にも同番組に生出演していた。
「改めまして、斎藤です」と中谷アナに名刺を渡し、前回出演後に選んだ失職、出直し選挙を「ひとりからのスタートでしたから、かなり厳しい選挙戦であることは間違いないなと思ってました」と述べた。
当初は有権者から「辞めたらいい」「どういうつもりだ」と厳しい声もあったと振り返り「厳しいご指摘も県民の皆さんの声ですから、真摯に受け止めなくてはならないと思ってやってました」と語った。
中谷アナが、メディアの疑惑の報じ方について聞くと、「当時、自分自身のハラスメントに関しても業務でしっかりやってほしい思いでやったということとか、県産品のPRのために県の食べ物であったり、そういうものを頂くことがあった中で、全てがおねだりとかですね、そういう形で伝えられているのを見たときに、自分の思いと違うなと感じるところはありました」と述べた。
告発文書問題に対する対応について聞かれると「今回の文書問題については、私がかねてより言っているスタンスに変わりはないですね。告発をしたから処分したのではなくて、公務員として良くない行為をされたということで懲戒処分をしたというのが実情ですから」と語った。