西田敏行さん生前の手紙「貴女のおかげで人生の素晴らしさを教えて頂きました」米倉涼子が号泣「ドクターX」最後の舞台あいさつ
女優・米倉涼子(49)が22日、都内で行われた、主演映画「劇場版ドクターX FINAL」舞台あいさつFINALに出席した。
7シリーズ、12年に渡ってテレビ朝日系で放送された超人気連続ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」の集大成となる劇場版。同映画は6日から公開され、21日までで観客動員130万人を突破。興行収入はすでに17億円を超える大ヒットを記録している。
最後の舞台あいさつとなるこの日、米倉は真っ赤なドレスで登壇。映画の感想やSNSの反響をまとめたパネルを読みながら「うれしい言葉がいっぱいすぎちゃって」と冒頭から目を潤ませた。
10月には、同シリーズで共演していた西田敏行さんが急逝。米倉もショックを隠しきれないでいた。この日は、生前の西田さんが米倉に宛てていた手紙を司会者が代読。「長きにわたり、大変お世話になりました。貴女のおかげで人生の素晴らしさを教えて頂きました」と読み上げられると、こらえきれずに大粒の涙があふれた。
同シリーズでコンビを組んだ共演の内田有紀(49)もサプライズ登場し「私の中で唯一、何でも話せる女優さん。同級生の彼女と出会えたこと、大門未知子を演じる米倉涼子をずっとそばで見られたこと、こんなに幸せなことはない」と感謝の思い。泣き腫らした米倉を抱き寄せ、ハンカチで優しく目元を拭った。
米倉は「本当に、私がこのメンバーと会えたこと、この人たちに支えられてきたことに感謝なんです」と深々と一礼。もらい泣き続出の来場者に両手を振り続けていた。