俳優の谷原章介の長男で、今年のジュノン・スーパーボーイ・コンテストでフォトジェニック賞を受賞した谷原七音（２１）が２１日　ＡＢＥＭＡニュースのインタビューで育ての父と実の父について語った。ＡＢＥＭＡニュース公式ユーチューブでもアップされた。

　七音の実の父はいしだ壱成。３歳のときに母が谷原と再婚し、谷原の長男として育ってきた。谷原については「すごく大好き」だといい、過干渉しない父の教育には「感謝しかない」と述べた。

　反抗期も「なかった」といい、「怖かったんで」と苦笑い。父は背が高く「圧がすごいじゃないですか。逆らう発想にならなかった」「怒られるのはぼくのためと分かってたので」とも話した。

　谷原章介の息子として紹介されることにも「感謝しかない」「親は関係ないと言う人もいるとは思うが、それも含めて自分の一部ととらえている」と気にする様子はない。

　さらに「ぼくは谷原だけではないので、周りから見たら複雑なんじゃないか」とも客観視。「世間的にもそういう生まれに見えるかもしれないが、全然自分はネガティブに考えたことはなくて、誹謗中傷みたいなのもあったんですけど肌の色は変えられないし、それと一緒で変える必要もない。生まれもアイデンティティで大切にしたい。そう注目して頂いて感謝しかない」と話し、「こういう風に思える様に育ててくれた両親に感謝しかない」ともコメントした。

　実の父・いしだについては「正直、隠したいとかはまったくないが、単純に記憶がなくて。物心がついたら父（谷原）がいたので」と説明。ただ「身内どうこうより、１人の役者さんとして、あんなに自然でこっちの心情が揺さぶられるお芝居を見た事がなくて。『未成年』とかぼくは好きで、いつになるか、機会があるかもわかりませんが、まだまだ駆け出し者なので。でも機会があればステキなことだなとは感じています」と話していた。