にしたん西村社長 1億3000万円を投入するも無駄に終わる→「ネタになった」と余裕 別荘建設のため

 年商333億円を誇り、美容クリニック「にしたんクリニック」や通信サービス「イモトのWiFi」などを手がけるエクスコムグローバル株式会社代表取締役社長・西村誠司氏(54)が31日までにTikTokに動画を投稿。新潟県の人気温泉地「月岡温泉」に別荘を作ろうとして1億3000万円を投入し、温泉を掘り当てたものの断念した経緯を明かした。

 西村氏は「新潟県にある月岡温泉の高級旅館を買わないかという話がきて、旅館の買収交渉をしていった」と事の始まりを述べた。結局、交渉は破談になったものの話し合いのために何度も月岡温泉に通ったことから「行けば行くほどいい温泉地だなと思ったから、自分の別荘を作ろうと思った」と買えないなら自分で作るという個人資産300億円のスケールをうかがわせた。

 西村氏は、月岡温泉の源泉を管理している組合長や幹部に「仲間に入れてくれたら自分の資金とマーケティング能力で、月岡温泉全体の集客が強くなるような役割をミッションとして達成するので温泉を分けてくれませんか」と交渉した。しかし、認められなかったという。

 それでもへこたれないのが一代で莫大な資産を築いた経営者。西村氏は突破口を求めて関連する法律を調べた。すると温泉法という法律があり、「今ある源泉から500メートルの距離を置いた上で都道府県知事の許可を得たら温泉を掘れるとわかった」と話した。西村氏は掘削できる場所を探し、600坪の土地を買った。「地質調査の会社に依頼したら90%と出ると言われた。1億3000万かけて温泉を掘ったんです」と振り返った。しかし、簡単ではなかった。

 「出てきた温泉が油ばかりで。もともと月岡温泉は大正時代に石油を採掘していた。そしたら偶然温泉が出た。結局使い物にならなくて。油を除去するだけで1億円以上かかるという話になって。石油処理プラントを作らなくちゃいけなくなってプロジェクトが頓挫した」と別荘建設計画を断念した。1億3000万円が無駄になったものの西村氏は「ただ、こういう話のネタにはなった」と余裕の笑み。

 別荘建設費の見積もり額は13億円だった。年間の利用回数を考えるとさすがの西村氏も「ばかばかしくなって」とわれに返ったという。「どうしようかなと思ってる。まだ土地も持っている。温泉もふたを閉めた状態だけど」と現在も所有しているものの有効な方法が見つからないことを語った。

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