韓国の“堂々不倫カップル”今春に子どもが誕生か 地元メディアが懐妊報道
韓国の映画監督ホン・サンス氏(64)と、“堂々不倫中”の女優キム・ミニ(42)が妊娠したと17日、現地メディアのディスパッチが報じた。
ホン監督とキム・ミニは2015年、映画「正しい日 間違えた日」で監督と演者として出会い、その後不倫関係に発展したとみられる。数々の報道に沈黙を貫いてきた2人だったが、17年に公開された映画「夜の浜辺でひとり」の記者会見で、交際を正式に認めた。以降、不倫関係を続けている。
ディスパッチによると、キム・ミニは現在妊娠6カ月で、今春に出産を予定しているという。またホン監督は、産婦人科の定期健診へ、かいがいしく同行していると伝えた。
ホン監督は不倫を認めた後、妻に対して離婚訴訟を起こしたが、敗訴。裁判所は「婚姻破綻の原因が、ホン・サンス氏にあるため、(破綻させた本人が)請求した離婚は認められない」とした。また、監督の妻は当時「夫は、私の元へ帰って来ると信じているので、その時まで待っている」と、離婚意思がないことを明言した。
ホン・サンス監督は、96年に映画「豚が井戸に落ちた日」でデビュー。14年に公開された「自由が丘で」では、主演に加瀬亮を迎え、日本でも話題を集めた。
一方のキム・ミニは、99年にテレビドラマで俳優デビューを飾り、09年以降は映画を主軸に活動。日本統治下の朝鮮半島を舞台に、制作された映画「お嬢さん」(16年)では秀子役を演じ、韓国映画界最大の映画賞である、第37回青龍映画賞で、主演女優賞を受賞した。