にしたん西村社長が生家公開、玄関開けたら急な階段、夜は廊下に虫「可能性信じて頑張れば豪邸住める」

 西村誠司氏
西村誠司社長の生家(本人のTikTokより)
2枚

 「にしたんクリニック」などを展開するエクスコムグローバル株式会社の西村誠司社長(54)が23日、愛知県名古屋市にある生家の動画をTikTokに投稿した。西村氏が「これは廃墟だな」と驚きと懐かしさをこめて紹介。「環境が大変な人も僕みたいに頑張れば豪邸に住める」と経済的に悩める人にエールを送った。

 西村社長は古びてこぢんまりした家の前に立ち「僕は名古屋の生まれ育ちです。生まれてから二十歳くらいまで過ごした生家のルームツアーをします」と始めた。名古屋に住む兄から「取り壊す」と連絡があったそうで、「なくなる前に。なかなかのボロさでございます。僕の渋谷の豪邸の100分の1以下ぐらいの価格になると思います」と生家について話した。渋谷の豪邸は約30億円なので、生家は土地と建物を入れて3000万円以下とみられる。

 西村氏は物が乱雑に散らかった庭を映し、「たまに取材で話すんですけど。うちの母親が重度のアルコール中毒だったんですけど、玄関とか窓ガラスをこの石で割って入って来ちゃうんです」と片手では持てなさそうな大きな石を映し、「みんなどん引きしてないかな、この汚さに」と視聴者を心配した。

 続けて西村氏は「入り口に入ります」とすりガラスのドアを開けた。急な階段、古びた扇風機、廊下の奥には物が散乱していた。「この階段がすごく急で、何十回と転げ落ちました」と振り返った。廊下の奥については「ゴキブリがいっぱい出て。夜にはなんど踏んだか分からない」とも。「こっちがリビングで。うわっ、これ廃墟だな」と驚きながら、「いまや渋谷の30億の豪邸を買った自分がこういう所に住んでいたという。まあ、でも懐かしい」と述べた。

 さらに西村氏は奥に入り「こっちが浴室で。小学2年のときに母が自殺未遂をして、ここの奥が血だらけになっていて自分が発見したという…」とつらい過去を話した。また、「勝手口から猫が入ってきて食べ物をもっていった」「天井裏にねずみがいて走り回っていた」「建て付けが悪いので冬は石油ストーブをたいても寒い、家の中でダウンを着ていた」と隙間が見える裏口を紹介しながら生家の思い出を話した。

 西村氏は自宅の外に出て「こういった環境で育って良かったなと思います。今やすごくお金持ちになりましたけど、こういった経験があるからお金がないことや、そういった人の気持ちがすごく分かりますし。いま環境が大変な人も僕みたいに頑張れば豪邸に住むことも可能なので。自分の可能性を信じて頑張ってもらえれば」と、かつての自分自身と似た環境にいる人を激励した。

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