ギタリストの布袋寅泰（６３）が１８日、都内で行われた「ＶＡＮＴＡＮ　ＭＵＳＩＣ　ＡＣＡＤＥＭＹ」の開校ＰＲイベントに出席した。バンタンとユニバーサルミュージックによるデジタル特化型音楽専門校として来年４月に開校予定で、布袋は特別顧問に就任する。

　イベントではこれまでの道のりを語り、約６年間の活動だったロックバンド・ＢＯØＷＹ時代にも言及。「ブレークしたのは最後の２年。初めの４年間はもう何をやっても空回り」と振り返りつつ、「でもその時間が良かった」と、売れない時代も必要な時間だったことを強調した。

　入学検討者から音楽の道に進むことを家族に言えないと相談されると「僕も経験あります。言いづらいですよね」と寄り添い、「親に聞いてよって言って（作った楽曲を）聞かせると、一番のファンになってくれるかもしれない。頑張って」とアドバイス。自身の今後の夢については「まだゴールには程遠い。プロセスの方が大切。人生はそのプロセスを楽しむために時間が流れる」と熱い言葉を贈った。