バカリズム脚本、市川実日子主演の日本テレビドラマ「ホットスポット」最終回が１６日に放送された。

　レイクホテル浅ノ湖が取り壊され、温泉がなくなると地球での生存がピンチとなる宇宙人・高橋さん（角田晃広）のため、遠藤清美（市川実日子）たちがホテル売却で悪事を企む市長・梅本雅子（菊地凛子）とホテルオーナー原口芳恵（筒井真理子）の癒着を暴き、ホテル売却を阻止した。

　オーナー事務所に潜入した際に、市長とオーナーの密談電話を耳にした高橋さんが、どうしても内容を思い出せず、やむなく禁断の記憶力を増幅させる能力を行使。賄賂の受け渡し現場を特定した。

　高橋さんが禁断能力を使ってしまい、学生時代に医学部合格に能力を使った時と同様に、頭髪が後退する副作用が心配されたが…。

　市長とオーナーを待ち伏せしている時に、高橋さんは副作用を聞かれ「あっ、それがさ、なぜか全然平気だったんだよ。おでこ広がってないでしょ？」と清美たちに見せたが、たまたま高橋さんの後ろにいた中村葉月（＝鈴木杏）が何かが目に飛び込んできたらしく、絶句。

　さらに現場で合流した磯村由美（夏帆）が、高橋さんの後ろに立った時に何かを見つけて「高橋さん、髪薄くなりました？」。ここでも高橋さんは「それが今回全然大丈夫だったのよ」と気付いておらず、はっちと由美ちゃんが静かにうなずきあった。

　ネットでは「もしや」「後頭部キてたよね？」「高橋さん絶対後頭部キテるよね」「後ろは絶対副作用来てる」「後ろから覗いてるハッチ」「後ろ後ろ！」と反応する投稿が集まった。

　その後、高橋さんが後ろから映ることはなく…事件解決。

　一方で半年後、タイムリーパー古田（山本耕史）が現れた「もんぶらん」の場面になって、ようやく後ろ姿が映ったが…半年の間に何らかの対策が施されたもよう。明確に回収されることなく、そっと終了した。