桑子真帆アナ NHK入局1年目に被災地で見た一生忘れない光景「少しでも寄り添うことができたら」
NHKの桑子真帆アナウンサー(37)が20日、東京・渋谷の同局で行われた、自身がキャスターを務める放送100年企画「クローズアップ現代SP『テレビが伝えた“あの日”と未来』」(総合、24日、後7・30)の取材会に登場した。
番組では、記憶に深く刻まれた歴史的な出来事の数々について、現場にいた当事者や放送を担った人たちへあらためて取材。元NHK・三宅民夫アナ、元フジテレビ・長野智子アナ、元日本テレビ・藤井貴彦アナをゲストに迎え、放送の歩みと未来を語り尽くす。
今の自分につながる「あの日」を問われた桑子アナは、入局1年目の3月に起きた東日本大震災での取材体験を挙げた。当時は長野放送局に所属も、4月に東北に入り被災地の様子を伝えた。ボロボロのぬいぐるみなどがれきの山からのぞく生活の一部が胸を締め付けた。「そこで目にしたもの、あの光景は一生忘れない。ものすごく大きな喪失感でショックは大きかった」。だからこそ「自分が目にした、耳にしたものを大事にしながら、経験したことがなくても想像力を働かせ、少しでも寄り添うことができたらという思いにつながっています」と話す。
一方、ニュース報道では「事件・事故ばかりではなく、その時に熱を帯びているものを伝える」という一面についても言及。17年に誕生したジャイアントパンダ「シャンシャン」の成長を当時担当のニュース番組で伝えていた際には「みんなの笑顔でした。シャンシャン、かわいかったですよね」と笑顔を見せた。
ラジオ放送の開始から100年。多種多様なメディアが混在し、さまざまな情報を発信する現在だからこそ、安易な正解を見いだすつもりはない。それでも「これからも求められるメディアでいたいと強く思いながら、収録をしました」と決意を新たにしていた。
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