韓国俳優のキム・スヒョン（３７）と、今年２月に急死した女優のキム・セロンさん（当時２４歳）が、未成年時に交際していたと遺族が主張する中、キム・セロンさん実母の直筆文が２０日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「カロセロ（縦横）研究所」（以下、カロセロ）で公開された。

　３枚にわたりつづられた手紙は、娘のキム・セロンさんに送られたもので、「愛する私の娘、私は今日も耐え難いほど頭が痛く、心がもどかしい。凍りついた心は、なぜか温かくなる気がしない。あなたが着ていた服も荷物も、何も捨てることができず、そのまま置いてある」「ママ…お母さん。いまだにあなたの声が、すぐそばから聞こえてきて、思わず目が覚める」と、娘を失ったつらさを吐露。

　そして「そんなあなたに、写真を投稿するな。人を避けて歩いて。お酒を飲まないで。どうにかして、日々を乗り切ろうとしていたあなたに『するな、気をつけろ』とばかり言い続けてきたみたい。ごめんね」と謝罪を伝えた。

　また、交際当時の写真を公開したことについて「私はただ、あなたをこのまま送れなくて、私を嘘つきにしたことを謝って欲しくて。二度と、こんなことが起こらないことを願っただけなのに、返ってきたのは、私の存在を否定する言葉と、説明しろという言葉だけだった」「でも、心配しないで。世間のみんなが知らなくても、ママは知ってるでしょ。セロンの友達やセロンを知っている人は、みんな知ってるよ。うるさかったね、ごめんねセロン。もうあなたを、静かに見送れるようにするね」と、約束の言葉で締めた。

　キム・セロンさんの遺族とカロセロは、キム・スヒョンへ未成年時の交際の事実を認め謝罪するよう要求し、２人の写真と映像を相次いで公開。写真の中には、キム・スヒョンがズボンを脱いだ状態で撮影されたものなどが含まれており、キム・スヒョンの所属事務所・ゴールドメダリストは「容認しがたい行為」とし、法的対応を予告した。