１日に放送されたテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」では、３月３１日に行われたフジテレビ第三者委員会の報告会見を取り上げた。その中で亀井正貴弁護士は、フジテレビの社員が中居正広氏にフジの番組に出ている弁護士を紹介したという行為に「とんでもない話」とあきれ返った。

　この日は第三者委員会の報告会見を取り上げ、「性暴力」と認定された中居氏の行動と、これまでの経緯なども明らかに。中居氏は２３年７月に、フジ社員Ｂ氏へ、女性アナウンサーとのトラブルを相談。それを受け、Ｂ氏は同局のバラエティ番組に出演している弁護士を紹介したという。

　これに亀井氏は「これはとんでもない話で、Ａさん（女性アナ）は絶望したと思いますよ」とあきれ。「会社、社員はＡさんの安全配慮義務を負っている。中居さんは敵側。敵側が利する行為をしている」と指摘し「Ｂさんがやってますが、代理人がフジテレビ関係弁護士がついてくると上も分かってくる、もしくは分からなければならない事情。Ｂさんだけの問題にとどめてはならない」と話していた。