韓国ガールズグループｆ（ｘ）（エフエックス）脱退後・女優として活躍した故ソルリさん（当時２５歳）に関して実兄が最近、ＳＮＳで投稿した内容が話題を集めている。

　韓国女優の故キム・セロンさん（当時２４歳）と、キム・スヒョンに関する交際関連が連日物議をかもすなか、ソルリさんの実兄は、２０１７年にキム・スヒョンとソルリさんが共演した映画「リアル」のベッドシーンについて「ソルリを説得して、ベッドシーンとヌードシーンを強要したことについて」の見解をキム・スヒョンと同作監督のイ・サラン氏に求めた。

　そしてキム・スヒョンの所属事務所・ゴールドメダリストが２日、これについて声明を出したと、現地メディアのＹＴＮなどが報じた。

　なお、「リアル」の監督を務めたイ・サラン氏は、キム・スヒョンのいとこであり、ゴールドメダリストのＣＣＯを務めている。

　ゴールドメダリストは「故ソルリさんと当時の所属事務所は（内容を）十分に検討した上で、出演を決めた」と主張。「ソルリさんが演じたソン・ユファ役には、最初からベッドシーンが台本に記述されていたため、キャスティングには『露出演技が可能な俳優』を明示していた」「これは事前に告示すべき事案だ」と強調したという。

　そして「ソン・ユファという人物の説明資料には、どの程度露出するかという、絵コンテを添付」「出演契約書にも、露出範囲に関する規定を、別途記載している」と説明。「シナリオやコンテ作業、撮影は制作陣の領域であり、作品に俳優として参加したキム・スヒョンは関係ない」と付け加えたという。

　また、ソルリさんの実兄が言及した代役については「撮影前に、俳優の動線を確認するための“スタンディングアクター”」とした。さらに「現場で俳優を説得して、唐突にベッドシーンやヌードシーンを強要することは、どんな作品でもあり得ないこと」と反発したと報じた。

　そして、主張を裏付けるため「リアル」のキム・ジュンオク助監督、スクリプターのイ・ジュンヒョン氏の事実確認書も公開したという。