【フジ】大多亮元専務 元フジアナ被害女性Aさん上司・F氏にも対応一任を謝罪「(負担)気付かずにやってもらっていた」

 フジテレビの系列局である関西テレビ・大多亮社長(66)が4日、大阪市内の同社で会見を開き、社長辞任を発表した。同日に行われた臨時取締役会で承認された。元タレントの中居正広氏(52)と元フジテレビアナウンサーの被害女性Aさんのトラブルが起きた際には専務だった大多氏は、フジテレビの港浩一社長、嘉納修治会長に続き、一連の騒動に対する引責の形での辞任。会見では、改めて中居氏への強い憤りを表した。

 大多氏は会見の中で、Aさんの上司にあたるアナウンス室部長F氏への思いに言及した。大多氏は「心情に寄りそうことが出来ず、苦しめてしまったことは、本当にお詫びしたい」と述べた。

 第三者委の報告書では、F氏が、初期にAアナから被害内容を聞くことになり、酷い体調悪化で入院したAさんをサポートするフジ側の窓口を1人で任された。

 重圧がかかる中で励ましたり、復帰に向けた準備を考えたりするも、フジ上層部は重要な決定にはF氏を入れず。認識が甘い上層部の無理な指示をブロックする一方で、会社の決定を伝えて、Aアナが号泣したこともあり、F氏は自身のメンタルもギリギリまで追い詰められたと証言。報告書では「心理支援の専門家ではない管理職が、PTSDを発症した部下とのコミュニケーションをひとりで担うことは困難であり、F氏の負担は大きかった」と指摘している。

 大多氏は「彼女は普通のフジテレビの社員ですから。こういう事案に対する対応とか、それはなかなか難しかったと思う。それをわれわれは気付かずに彼女にやってもらっていた。相当神経をすり減らしたであろうと」と猛省。「今後、こういうことがあった時に誰がどう向き合うのかというのはこれを教訓にしていかないといけない」と沈痛の面持ちで語った。

 すでにF氏には電話で謝罪したことも明らかに。F氏からは「分かってもらって良かった」という趣旨の反応があったとした。

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