お笑い芸人の渡辺直美が米マネジメント会社「Ｂｒｉｌｌｓｔｅｉｎ　Ｅｎｔｅｒｔａｉｎｍｅｎｔ　Ｐａｒｔｎｅｒｓ」と、アメリカを代表する大手エージェンシー「ＵＴＡ」（Ｕｎｉｔｅｄ　Ｔａｌｅｎｔ　Ａｇｅｎｃｙ）と契約したことが５日、分かった。

　「Ｂｒｉｌｌｓｔｅｉｎ－」は「サタデー・ナイト・ライブ」などで知られる一流コメディアンのマネジメントも手がけている。これにより、英語圏での映画・テレビ・コメディーなど国際舞台でのさらなる活躍拡大を目指す。

　ＵＴＡは米大手四大エージェンシーにも数えられており、俳優ではハリソン・フォード、ジョニー・デップ、ジェニファー・ロペス、ドウェイン・ジョンソンなどのビッグネームが所属している。最近では「極悪女王」や「孤狼の血」シリーズなどを手がけてきた・白石和彌監督も契約した。

　２０２１年４月からニューヨークに拠点を移し、ポッドキャスト番組の放送や、スタンダップライブを開催するなどで米国で躍動中の渡辺の契約は、権威ある米エンタメ業界誌「Ｔｈｅ　Ｈｏｌｌｙｗｏｏｄ　Ｒｅｐｏｒｔｅｒ」に独占で報じられ、海外でも注目を集めている。

　ビヨンセのモノマネから一躍脚光を浴びてきた渡辺が、本場でさらなる飛躍を目指す。

　なお日本でのマネジメントは、今後も所属する吉本興業が担う。