韓国俳優のキム・スヒョンが、今年２月に亡くなった女優のキム・セロンさん（当時２４歳）の遺族らによる暴露について３月３１日に緊急記者会見を行い「故人と交際したのは成人になってから」と疑惑を否定するも、形勢は不利な状況だ。

　これに先立ち、セロンさんの遺族らは「キム・スヒョンは、未成年時の故人と交際をしていた」と主張。当時、キム・スヒョン側はこれを「事実無根」と否定し、遺族側はＹｏｕＴｕｂｅを通して、２人が交際していたという証拠を相次いで公開していた。

　そんな中、現地ではある人物が記者会見が行われた日に、国会国民同意請願サイトへ「未成年法定強姦年齢引き上げ、および処罰法案」、いわゆる「キム・スヒョン防止法」に関する請願を上げたと５日、現地メディアのウィキツリーが報じた。

　請願者は「現行１３歳以上、１６歳未満の児童だけを保護する、未成年者法廷強姦罪の該当年齢を、１３歳以上１９歳未満に引き上げ、刑罰を強化してほしい」と伝えたという。

　また、請願者の言い分として「最近、韓流スターキム・スヒョンが成人時、未成年者だった子役俳優の故キム・セロンさん（当時２４歳）に対する、グルーミング性犯罪が発覚し、全国民を怒らせた」と主張。「現行の法律では、残念ながらキム・スヒョンを法的に処罰することができない」と強調したと報じている。

　国民同意請願は、公開日から３０日以内に５万人以上の同意が得られれば、国会所管の常任委員会に回付される。その後、審査で採択されると、国会本会議に上程される。

　該当請願は、開始翌日の４月１日午前９時基準で、１万３５００人が同意しているという。