長野智子アナ、フジ幹部は「『カタカナなんてよく分からないから、よろしく』みたいなノリ」 コンプライアンスの欠如厳しく批判
元フジテレビアナウンサーで現在フリーの長野智子アナが6日放送のフジテレビ系「Mr.サンデー」に出演。中居正広氏のトラブルに対するフジテレビ役員のコンプライアンスに対する意識の欠如を厳しく批判した。
番組では、中居氏と被害女性Aアナウンサーとのトラブルに端を発したフジテレビ問題で、公表された第三者委員会の調査報告書に関する生討論を行った。
トラブルが発覚してからのフジテレビの対応について議論。アナウンス室長E氏を通じて、編成制作局長G氏へ伝わり、その後、港浩一社長、大多亮専務に報告された。“編成ライン”3人で、プライベートな案件と認識し、対応方針を決定。社内のコンプライアンス推進室に伝わったのは事案が発生してから1年半後。しかも、室長は週刊文春の直撃取材で知らされていた。
長野アナは「これ致命的だと思います」と断言。「私が(フジテレビを)辞めたのは35年前のことなので。この間のことについて社員の方にいろいろ聞いたんですけども。フジテレビの役員ていうのはほとんど役員研修をしてないそうです。これもありえない、企業として。そうなってくるとコンプライアンスとかガバナンスっていうことを学んだりとか、意識をしたことがほとんどない」と述べた。
コンプライアンス推進室に対する、社員の意識について「みんな社員の人たちは、整備はしたけど周知はしてない。しかも相談持ち込んだりすると干される、リベンジされるっていう恐怖の意識を持っていたっていうのをみんな言っています」と明かし、「コンプライアンス室がどれだけ大切なものかっていう意識がこの企業には決定的に欠けていた」と“断罪”した。
弁護士の橋下徹氏も「取締役の研修が足りなかったんじゃないですか。(第三者委員会の報告書によると、週刊誌報道を受けてのリリース発表当日に、港社長が)ゴルフ行ってたりとか、そのまま銀座の方に繰り出したりとかいう話もあるじゃないですか。やっぱりフジテレビの経営陣に対しての研修が本当に不十分だったと思いますよ」と長野アナに同意した。
長野アナは「経営幹部が優先順位をちゃんと持ってれば、ちゃんとシステムを作れば、有効に使えると思うんですよ。なんか一部の経営幹部は『カタカナなんてよく分からないから、よろしく』みたいな、コンプライアンスをね。そういうようなノリだったっていう」と明かすと、スタジオも失笑していた。
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