「べらぼう」ついに激動の安永八年に突入 家基の鷹狩りだけじゃない、重要人物が次々と
6日に放送されたNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、終盤に安永8年(1779年)の年が明ける。次回予告では、将軍・家治(眞島秀和)の嫡男・家基(奥智哉)に不穏な動きが。実はこの1779年、重要人物が立て続けに亡くなる激動イヤーでもある。
次回予告で、まずは長谷川平蔵(中村隼人)が「手袋に毒を、ということで」と大声を張り、直後に家基が鷹狩りへ。家基は6日の放送でも爪をかむくせが印象的に描かれており、手袋に毒が仕込まれていれば、爪にもつき、毒が口の中に入る可能性が高い。
史実では、家基は79年に亡くなっている。だが、この年、重要人物が次々と亡くなってしまう。
まずは予告でも、街中で市井の母親と娘に刀を振り上げている平賀源内(安田顕)。須原屋(里見浩太朗)も「近頃おかしいんだよな。源内さん」と心配されている。史実ではやはり79年に事件を起こし、獄中死しており、エレキテルの悪評から運命が変わっていきそうだ。
そしてもう1人が「白眉毛」こと、松平武元(石坂浩二)。なにかと田沼意次(渡辺謙)の言うことに反対し、田沼にとっては目の上のたんこぶ。だが吉宗、家重、家治と3代の将軍に仕え、家治からは絶大な信頼を得ている。老中職を全うして亡くなっている。
激動の1年が始まろうとしており、史実を把握しているネットでも「べらぼうでは重要な年」「安永八年に突入。色々起こる年だなぁ」と注目する声も上がっていた。
