韓国の人気ドラマシリーズ「模範タクシー」のシーズン３に、俳優の竹中直人が出演することが明らかになったと７日、現地メディアのＳＰＯＴＶニュースが単独で報じた。竹中は２０１０年に、韓国ドラマ「逃亡者　ＰＬＡＮ　Ｂ」に出演しており、本作で１５年ぶりの韓国ドラマ出演となる。

　「模範タクシー」は同名ウェブ漫画が原作で、ベールに包まれたタクシー会社「ムジゲ運輸」と、イ・ジェフン演じるタクシー運転手・キム・ドギが、法で裁けない悪人を依頼人に代わって復讐（ふくしゅう）する、私的復讐代行劇。“悪党狩りをするタクシー運転手”という、変わり種コンセプトで視聴者の支持を集め、現地では“爽快ドラマ”の代名詞として、位置づけられているという。

　そんな人気シリーズの「シーズン３」制作が決定。ここに竹中が加わり、さらにスケールの大きな作品として、完成させるという。なお、役柄などの詳細は明らかになっていない。

　同メディアによると竹中は、現地でも大人気となったドラマ「のだめカンタービレ」で、千秋（玉木宏）の師匠となるドイツ人指揮者・フランツ・フォン・シュトレーゼマンを演じたことで、その名が知られたという。また、映画「Ｓｈａｌｌ　ｗｅ　ダンス？」「ウォーターボーイズ」、ドラマ「神の雫」「失恋ショコラティエ」「野武士のグルメ」などでも、映画やドラマファンから愛されていると伝えた。