青井実アナ フジ社員、スタッフに強い叱責と不適切な言動 「-イット!」で生謝罪、出演は継続
フジテレビ系情報番組「Live News イット!」(月~金曜、後3・45)のメインMCを務める青井実アナウンサー(44)が、同番組に勤務する同局社員やスタッフに対して不適切な言動を行い、同局から「二度と同様な言動がないよう」との申し入れを受けていたことが9日、同局から発表された。青井アナは9日の番組には通常通り出演した。同局の第三者委員会が「とんねるず」の石橋貴明(63)にヒアリングの打診をしたことも判明。3月21日に放送終了した同局系「オールナイトフジコ」の出演者による未成年飲酒も発覚し、同局は「弊社社員が主体となって関わった事案」と認めて謝罪した。
フジテレビはこの日、報道各社へのファクスで青井アナについて報告した。社内からコンプライアンス推進室に報告があり「2月から弁護士を交え、社内で慎重かつ適切に調査」してきた結果、「不適切な言動と認定される事案があった」という。「今後出演を継続するにあたり二度と同様な言動がないよう、青井キャスターに申し入れを行い、本人からは関係者への謝罪と反省の意が示されました」としている。
同局によると、青井アナは昨年5月ごろ、番組リハーサル中にフリップ演出がうまくいかなかったことに対し、強い口調でスタッフを叱責。同年10月の放送終了直後には速報ニュースの対応を巡り、自身のピンマイクを強い調子でキャスター台の上にある箱に放り投げ、同番組で勤務する社員およびスタッフに対して、相当に厳しい口調で叱責したという。
同局の広報担当はデイリースポーツの取材に対し、青井アナの言動については、調査に携わった弁護士から「重大なパワハラとは言えない」とされたと説明。すでに謝罪があったことなどから、総合的に判断して出演継続を決定したと話した。
この日、青井アナは番組内で自身のニュースが伝えられると、神妙な表情で謝罪。「本当に、自分の未熟さが出てしまったと痛感しています」などと釈明し、頭を下げた。
