ＴＢＳ日曜劇場「キャスター」が１３日、スタートした。テレビ局を舞台に、型破りなキャスター・進藤（阿部寛）が、真実を伝えるためには手段を選ばず、核心に迫っていく物語。ネットでは、進藤とともにニュースに出演している女性サブキャスターに注目が集まった。

　「キャスター」初回は、羽生内閣官房長官（北大路欣也）がニュース番組「ニュースゲート」に生出演予定も、秘書から急きょ、キャンセルの連絡が。進藤は新人ＡＤの本橋（道枝駿佑）をともない、官房長官のもとへいく。そこで進藤はドタキャンの理由と贈収賄疑惑についても問い詰めるが、官房長官が急きょ、倒れてしまう。

　救急車で病院に運ばれるも、そこからある疑惑が生まれ…という展開。

　この進藤とともに「ニュースゲート」でサブキャスターを務めるのが小池奈美（月城かなと）。ドラマＨＰによると、「安定したアナウンス力で視聴者から厚い信頼を寄せられている」とあり、その言葉通り、丁寧で落ち着いたアナウンス力は、初回から視聴者の反響を呼んだ。

　演じる月城は２１年に月組トップスターに就任。２４年７月に退団したばかりで、今回が宝塚退団後、初の連続ドラマ出演となる。事前にアナウンスレッスンや報道局の見学なども行ったといい、入念な準備を進めてきたという。

　ネットでも「月城かなとさんの完成度えぐかった、本当の番組と錯覚する」「キャスター役の月城かなとさんの声良い」「あのサブキャスターさん、本職かと思うほどの原稿読みに驚いたが月城かなとさんという宝塚の方なのね」など、感心する声が多数上がっていた。