J-HOPE 初単独ワールドツアーさいたまSA熱狂 生涯現役を宣言「僕が動ける限りずっと歌っていく」

 BTSのJ-HOPE(31)が20日、さいたまスーパーアリーナで15都市巡る初の単独ワールドツアーの日本公演2日目を迎えた。1年半の兵役を終え、昨年10月に除隊。ARMY(BTSのファンネーム)が待ち望んだ瞬間に、圧倒的パフォーマンスで、完全復活を見事に証明してみせた。

 開演5分前から、ARMYの心をわしづかみにした。ペンライトも含め、会場全体が深紅にライティング。不安を覚えるような不気味なサウンドが流れた中、時刻になるとJ-HOPEはステージ中央から降臨。その圧倒的オーラにARMYは気付けば絶叫していた。

 開幕からボルテージは最高潮の中、「What if…」や新曲「Sweet Dreams」など22曲でステージを支配。前日19日の公演を含め、同所では、超満員となる4万人を魅了した。

 その熱狂ぶりに思わず「皆さん声が大きいですね」と率直に語り、笑顔を見せる場面も。ジャケットをはためかせ、「めっちゃ熱いです」とちゃめっ気たっぷりに笑わせつつ「皆さんのおかげで本当に最高です。まじで」と感謝も口にした。

 曲の合間では、何度もARMYとアカペラで合唱し、ステージ移動の際にはハイタッチして観客席をまわるなど、サービスたっぷりに一体感を創出。J-HOPEは、「全部皆さんのために準備しました」とその愛を言葉にした。

 2月のソウル公演を皮切りに北米を横断し、日本へ帰還。5月31日、6月1日には京セラドーム大阪のステージにも立つ。J-HOPEは「僕が動ける限りずっと歌ってラップをしてダンスをしてきたい」と生涯現役を宣言し、「また来ます。約束。僕はステージにいる時が一番幸せ」と万感の思いで締めくくった。

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