性的暴行の疑いでNCT脱退 テイルに懲役3年6カ月の判決 法廷拘束されたと現地で報道
多国籍ボーイズグループ・NCTの元メンバー・テイル(本名:ムン・テイル・31)が、集団性的暴行容疑に関する一審裁判で懲役刑が下され、法廷拘束されたと10日、現地メディアのDispatchなどが報じた。
テイルは2024年6月、酒に酔った女性を集団で性的暴行した疑いが持たれ、同年8月に警察の調査を受けた後、9月に検察へ送致された。
記事によると10日午後2時、ソウル中央地方裁判所でテイルと知人2人の性暴力犯罪に関する一審が開かれ、それぞれに懲役3年6カ月が宣告されたという。また、40時間の性暴力治療プログラムの履修および個人情報開示の告知、児童・青少年関連機関へ5年間の就職制限が命じられたと伝えた。
検察はテイルらに対して懲役7年を求刑しており、減刑された状態だ。
この日、裁判所は「被害者が、抵抗不可能であることを利用して犯行に及び、罪が非常に悪質」「外国人被害者は、見知らぬ土地の旅行先で暴行を受けた。精神的苦痛は大きいとみられる」と言及したという。
量刑理由については、「被告人らが初犯であり、被害者と合意し、被害者が処罰を望まないことを有利な情状として、酌量する」と説明したと伝えた。
テイルらは拘束に異議申し立てをせず、一審判決後に法廷で拘束された。裁判所は「実刑判決であるため、逃亡の恐れがあると判断し、拘束令状を発付する」としたという。
