維新・藤田代表 カネ疑惑「ほとんど僕を批判して来ない」政党名→普通なら猛批判 「ブーメランが怖いのか」「たぶんやってる」同じような疑惑「100件くらい出てくる」
日本維新・藤田文武共同代表が6日にYouTube「文化人放送局LIVE」で配信された動画「維新の会藤田代表登場SP!特別に全編一般公開でお届けいたします!【やなちゃんひるおび】」に出演。かつて同じ維新執行部で活動した元参院議員の柳ヶ瀬裕文氏と対談した。
藤田氏は、公金約2000万円と自身の秘書が代表を務める会社が絡む疑惑について、弁護士に確認し「適法」との指摘を受けたとし、同社に発注した政治活動の機関誌やポスターなどは、「結構良心的というか、むしろ安い額なわけで、還流ってのもおかしな話だし、正当な取引だった」と説明。ただし維新に関しては独自に内規を設定しており、「3親等以内の親族との取引は禁止されていた」とし、今回、秘書の会社についても疑念を招くとの指摘を受け「今後については発注は控える」とした。
今後もメディアなどで説明を継続するとし「真摯に説明させていただいて、それは全然大丈夫なやつじゃないかと。そのうえで今後は疑念を持たれないために止めると、ご納得いただけるようにするのが一番大事」とした。
一方で親族、秘書以外にも「(関係者が)役員、社員だったり、後援会長、寄付をもらってる会社など、政治の業界って業者さんを選定するのは難しい。地方ならどこ行っても知り合いに当たったり」と線引きが難しいとした。
「例えば立憲民主党さんとか、ほとんど僕の批判をしてこないんですよ」と指摘。「たぶんそれは、みなさんも悪いことじゃなく、通常の商流としてされてると思うんですよ。同じようにやられると思います。100件くらい出てくる。そのころには飽きられてるんで、代表してお答えし続けようかな」と語った。
柳ヶ瀬氏が「立憲も賢くなりましたね。本当だったら藤田ふざけるなと攻められ続ける」と指摘。藤田氏は「ブーメランが怖いのか、僕が立憲民主党の議員と仲が良いのかはわからない」と述べると、柳ヶ瀬氏が「いや、それはないと思います」と突っ込んでいた。
