宝塚 月組トップ鳳月杏「20年間、ひたすら目の前のことに向き合ってきた」退団会見で笑顔
来年3月28日付で宝塚歌劇団を退団する月組トップスター・鳳月杏(ほうづき・あん)が19日、大阪市内で退団会見を行った。宝塚生活を「あっという間で、気がつけば20年、ひたすら目の前のことに向き合ってきた」と振り返った。
全身真っ白のスーツで登場した鳳月は「この立場になったときから、退団の時期を考えていました。劇団やいろいろな方とも相談し、4作と決めました」と退団に至るまでの経緯を明かした。
ターニングポイントは花組への組替え。「月組で9年間舞台に立って、持ち味だったりとか、足りないものを自覚していたのが、5年間の花組で自信を持ってパフォーマンスできるようになった」と笑顔を見せた。
組のみんなには、先日千秋楽を迎えた大劇場公演の前日に伝えた。「みんななんとなく察しているかなと思っていたら、驚いている子も。先の事に目を向けがちだが、今の瞬間の舞台を大切にしているのがわかりうれしかった」と語った。
また鳳月と就任からコンビを組んだトップ娘役の天紫珠李(あまし・じゅり)とは「就任したときから、お互いに、同時期に卒業も同じタイミングという認識でいた」という。卒業については伝えなかったが、今年1月に上演された「侍タイムスリッパー」のとき、「彼女の方から連絡いただき、『一緒に卒業させていただきます』と」と同時退団は当初からの路線だったとした。
退団公演は「天穹のアルテミス/Belle Epoque(ベル エポック)」(宝塚大劇場12月12日~2027年1月24日、東京宝塚劇場2月13日~3月28日)となる。
