イモ欽トリオ45周年で来月から全国ツアー 長江健次「2人に喜んでもらいたい」かつてギクシャクも「今は楽しい」
1981年にフジテレビ系バラエティー番組「欽ドン!良い子悪い子普通の子」から誕生したイモ欽トリオが今年45周年を迎え、7~8月に9都市12公演の全国ツアーを開催する。ツアーをプロデュースするフツオこと長江健次(61)が、アニバーサリーイヤーの感慨やヨシオこと山口良一(71)、ワルオこと西山浩司(65)との関係性、ツアーの見どころを語った。
西山の所属事務所が年頭に解散し、山口が所属した東京ヴォードヴィルショーも5月末で解散した激動の今年、イモ欽は45周年を迎えた。長江は「3人ともほぼフリーみたいなもんになった」と苦笑する。
イモ欽は1981年に結成され、82年に長江が離脱。活動期間は約1年半だった。2015年の初ライブ後はコンスタントに活動し、昨年はCD「SNACK KYOKO」を発売。復活当初はギクシャクしていた関係性も、この3~4年は「本当にフラットな形」になり、かつてとは関係性が変化したという。
「僕と西山君が丸くなったのが大きい。西山君は僕とぶつかることも多かったけど、大人になったのと、それぞれトシ取ったのも含めて、今は三人三様で楽しい」
ツアーでは「2人に喜んでもらいたい」という。「『ここね、僕が行ってる飯屋なんですよ。行きませんか?』とかいうのも含めてのステージだと思ってるので。旅のしおり作りますし、『移動はどこでホテルはどこで、1日は経費削減でサウナに泊まります、個室は用意してるから』」。
そんなステージ外のことも「移動も含めて全てネタになる」と、トークに反映させられるようになった。ツアーの見どころを「その場その時その地方の空気感でしゃべるのが面白いと思ってるので、おしゃべりを聴きに来てもらいたい」とアピールする。
今でもイモ欽を見に来る観客がいる理由を、長江は「家族全員がお茶の間で同じものを見ていて、次の日に学校の話題になった。その時の小中学生はテレビでしか見てないのが生で見られるようになった良さじゃないですか」と分析。「1年半で辞めて紆余(うよ)曲折あったからできてると思う。いろんなことをやる、発見するのは大事」と、その後の人生が今に生きているという。
「意外に今も面白いやんとなったらいい。気楽な感じでいいし、イモ欽を知らなくても楽しめるステージにしてるので。初めて、知らんけど来るという人にも楽しんでもらえるステージにしたい」と意気込んでいる。
◆イモ欽トリオ(いもきんとりお)ヨシオ=山口良一は1955年3月27日生まれ、広島市出身。ワルオ=西山浩司は1961年1月10日生まれ、高松市出身。フツオ=長江健次は1964年7月17日生まれ、大阪府出身。81年、フジテレビ系「欽ドン!良い子悪い子普通の子」で大ブレークし、イモ欽トリオ結成。シングル「ハイスクールララバイ」大ヒット。82年、長江離脱。2015年、初ライブ。25年、4曲入りCD「SNACK KYOKO」発売。
