YOSHIKIが首手術後初の海外単独公演 LAで米トップ歌手らとジャンル超えた夢コラボも実現
X JAPANのYOSHIKIが16、17日(日本時間17、18日)の両日、米ロサンゼルズのウォルト・ディズニー・コンサートホールでクラシカルワールドツアー「YOSHIKI CLASSICAL 2026」の第2章となる米国公演を開催した。2024年に3度目の頸椎(けいつい)手術を受け、復帰後初の海外単独公演は2夜限定で異なるセットリストを準備し、世界的アーティスト3組がゲスト出演。世界最高峰の音響を誇る同会場で、ジャンルを超えた夢の共演が実現した。
自分らしい復活の音色を“第二の故郷”に響かせた。手術とリハビリが重なり、2年9カ月ぶりの米国公演。過去に観客として訪問した憧れの会場に立ち、オーケストラを背負って「Kurenai」からピアノで奏でた。ドラムやDJと変幻自在な演奏スタイルを届け、LAの観客はスタンディングオベーション。YOSHIKIは「温かい」とはにかんだ。
同所はLA屈指のクラシックホールで、日本最高峰と目されるサントリーホールと同じ音響設計家が手がけた。耳の良いYOSHIKIも「響きもいい」と称賛する会場で概念をぶっ壊した。バッハの「G線上のアリア」はオーケストラと並行して激しいドラム音を鳴らし、ジャンルを見事に融合させた。
豪華ゲストとの化学反応も起こした。初日は米ロックバンド「ジェーンズ・アディクション」のペリー・ファレル、2日目は米歌手のジョシュ・グローバン、両日とも米ロックバンド「コーン」のジョナサン・デイヴィスが友情出演。YOSHIKIが鑑賞を誘ったついでに「どうせなら出ない?」とオファーし、3人とも快諾したという。
Xの代表曲「Forever Love」はグローバンが日本語で歌い上げ、YOSHIKIは「本当に覚えてきてくれた」と上機嫌。クラシックホールという慣れない会場に身を置いたデイヴィスには「シャル・ウィー・ロック?(ロックする?)」と呼びかけ、ドラムスティックを手にコーンの代表曲「Freak On A Leash」を披露した。
スペシャルな二夜を駆け抜けて「心の底から伝えたい。僕は皆さんがいるから、今ここにいられる」とファンに感謝。温かな拍手に包まれ、声を震わせていた。
