田淵幸一氏の孫・結真さん12歳が「ホリプロタレントスカウトキャラバン」グランプリ 「ホームランぶちかましてました」と笑顔

 俳優の深田恭子(43)、綾瀬はるか(41)、石原さとみ(39)らを輩出したオーディション「第48回ホリプロタレントスカウトキャラバン 『THE ACTOR』」の決選大会が4日、都内で行われ、兵庫県出身の中学1年生、田淵結真(たぶち・ゆま)さん(12)がグランプリを獲得した。祖父はプロ野球・阪神などで活躍した田淵幸一氏(80)で、伯父はフジテレビの田淵裕章アナウンサー(44)という“華麗なる一族”。準グランプリは広岡はなのさん(13)、審査員特別賞は小林丞之介(しょうのすけ)さん(14)が選ばれた。

 レジェンドの血を引く、12歳のニューヒロインが誕生した。ファイナリスト7人からグランプリとして名前を呼ばれた田淵さんは、両手で顔を覆って驚き、あふれる涙が止まらなかった。「まさかのグランプリを取らせていただいて、まだ気持ちの整理がついていません」。初々しく喜び、トロフィーをぎゅっと握りしめた。

 豪華な血縁関係を持つ。祖父は通算474本塁打を記録し、プロ野球界に名を残した幸一氏で、伯父はフジテレビの裕章アナウンサー。幸一氏からは「結真ちゃんが持っていることを精いっぱい出して、楽しく頑張ってきてね」と優しく送り出された。

 応援も力に、決選大会では透明感を見せた。身長は157センチで、特技は3歳から習っているバレエ。自己PRのコンテンポラリーダンスではしなやかな踊りを披露した。戯曲審査では中学生の演劇部員役として、シェークスピアの「ロミオとジュリエット」からジュリエット役を熱演。演技初挑戦ながら作品の名シーンでもある独白を華やかに演じきり、大会のテーマでもある「のびしろ」を抜群に感じさせた。

 ミスタータイガースこと幸一氏は球界のレジェンドだが、田淵さんにとっては「普通のおじいちゃん」。幼少期には電動自転車の後ろに乗せてもらったこともあるという。自身も虎党で、好きな選手は「田淵幸一選手と近本(光司)選手です」とニッコリ。「(グランプリは)おじいちゃんが今まで応援してくれたおかげ。『本当にありがとう』と伝えたいです」と感謝にあふれた。

 憧れの俳優は松嶋菜々子で、主演ドラマ「やまとなでしこ」が大好きだという。自身も「名前を言ったらすぐに顔が浮かんでくる女優さんになりたいです」と目を輝かせた。

 12歳は決選大会について「ホームラン打てましたか?」と問われ「ホームランぶちかましてました」と楽しげに振り返り、俳優としての才能を「あると思います」と言い切った。幸一氏の知名度は全国級だが「それ以上を目指します!」と頼もしく宣言。“ホームランアーチスト”と呼ばれた祖父のように、芸能界で美しいホームラン級の活躍を目指す。

 ◆田淵結真(たぶち・ゆま)2014年3月8日生まれ。兵庫県出身。ホリプロスカウトキャラバンには父が持ってきたチラシをきっかけに応募。賞金100万円の使い道は「貯金と、家族でのディズニークルーズ」。趣味はお菓子作りで特技は3歳から習っているバレエ。得意科目は体育。特に球技が得意で幸一氏とはキャッチボールした経験も持つ。憧れは松嶋菜々子で、共演したいのは同郷の鈴木亮平。身長157センチ。

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