次期総監督・横山由依が過去最高10位

 「AKB総選挙」(6日、福岡・ヤフオク!ドーム)

 10周年を迎える今冬をメドにグループを卒業することを発表している高橋みなみ(24)の後任として、グループの次期総監督に決定しているAKB48・横山由依(22)は、過去最高の10位となった。

 名前が呼ばれる前、着席しながらすでに号泣していた横山は、涙を流しながら壇上に立つと、「速報で20位だったときに、選抜にも入れてもらって、次期総監督にも指名してもらったのに、本当になさけないなって…、思って…、どうしようって思ってたときに、『ゆいはん、私が入れるから大丈夫だよ』って川栄李奈ちゃんが連絡をくれて、その後も入山杏奈ちゃんが連絡をくれて…。支えてくれる仲間がいるんだなって…」と述懐。あふれる涙は止まらなかった。

 これまで“伝統芸”と言われてきたように、体を震わせて立っていられないような状態にはならなかった。それでも感情が入り乱れるスピーチは、例年同様。現総監督の高橋みなみも、たまらず後ろから「頑張れ!」と声を掛けたが、10秒以上も声が出なくなったり、話が何度もつながらなくなる場面があり、司会の徳光和夫から「もっと自信をもって、総監督、行こう!」と励まされた。

 それでも「次期総監督は不安で、でも、今日の総選挙だったり…、うーん、わかんないなあ、なんか、どうしよう…、うーん」と“放送事故”級のスピーチとなった。徳光から「深呼吸しようか」となだめられ、「(徳光さんに)手は借りないって言ったのに…」と苦笑い。会場からは励ます声が飛んだが、最後も、今までは先輩たちが見せてくれてた景色を、これからは自分たちの世代が見に行けるように、あとは、後輩たちに、素晴らしい景色を見せて上げて、AKB48がこの先、5年、10年…15年、100年ぐらい続く、大きなグループになるといいなと思っているので」「応援して下さるファンの皆さんも。お子さんだったり、孫だったり、100年AKBを愛し続けて…。何言ってるんですかね、私」と混乱が収まらず。たまらず徳光に「第10位、横山由依でした!」と無理やり締められてしまった。

 5月20日に発表された開票速報では、20位と選抜圏外に出遅れ。翌日には「少し動揺しています」とツイートするなど、ショックは隠せなかった。

 第3回総選挙に初めて出馬して19位にランクインすると、以降は15位、13位、13位と安定して選抜入りしてきた。そして今年、重圧の中で10位とさらに前進。次期総監督の名に恥じない順位を勝ち取った。

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