大人気ドラマで主人公を脇キャラが食った!主演俳優のイライラを共演者明かす

 日系俳優ジョージ・タケイ(83)は、『スター・トレック』で故レナード・ニモイ演じるミスター・スポックの人気が、撮影現場に緊張感をもたらしていたと話している。同シリーズでヒカル・スールー役を演じたタケイは、レナード宛てのファンレターが原因で、舞台裏では特にカーク船長役のウィリアム・シャトナーが不安定だったと回想している。

 『デイヴィッド・テナント・ダズ・ア・ポッドキャスト・ウィズ』でタケイは語っている。

 「緊張感がどんどん増したんだ。原因?全てはテレビシリーズから始まったことだ」

 「カリスマや謎を持った引きつけられるキャラクターがいた。スポックだよ、先の尖った耳を持った変な宇宙人の。あれが視聴者の興味をそそり、『私こそ彼を目覚めさせる人なんだ』って女性は思ったりしていた」

 「スポックのファンレターは沢山で、レナードのもね。それが(我々の)不安定さを招いたんだ」

 またタケイは他のキャストたちは良い関係を築いていたものの、ウィリアムはよく撮影現場で毒づいていたと明かした。

 「映画製作やテレビ、シアターの制作はチームワークが全て。良い役者なら、キャストらと共にダイナミズムがあると上手くいくと分かっている」

 「ワンマンショーだと感じる役者もいる。それこそ緊張感の原因なんだ」

 そんなタケイは、1960年代にジーン・ロッデンベリーによる同作で配役を得たことで、アジア系の役者に対するステレオタイプを打破したと考えているそうだ。 (BANG Media International/デイリースポーツ)

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