89歳の大御所歌手「年齢と記憶力の問題」を理由にパフォーマンス活動から引退
歌手のジョニー・マティス(89)が「年齢と記憶力の問題」を理由にパフォーマンスから退くことを発表した。「ヴォイス・オブ・ロマンス・ツアー」のあと3公演は行うものの、6月以降の日程はキャンセルするという。
フェイスブックの公式ページに投稿されたメッセージにはこう書かれている。「まだいくつかのエキサイティングなコンサートが予定されていますが、残念なことに、2025年6月以降のジョニー・マティスのコンサートはすべてキャンセルとなりました」「すでにご存知の方も多いと思いますが、ジョニー・マティスは今年90歳の誕生日を迎えます」「マティス氏の年齢と記憶力の問題が加速しているため、残念ながらツアーとライブコンサートからの引退を発表します」
昨年9月にスタートした「ヴォイス・オブ・ロマンス・ツアー」は、5月18日のニュージャージー州イングルウッドでの公演が最終日となる予定だ。
1995年にデビューしたジョニーは、2003年に特別功労賞生涯業績賞を受賞、最新アルバムは2017年にリリースした『ジョニー・マティス・シングス・ザ・グレイト・ニュー・アメリカン・ソングブック』となっている。